病院清掃|新型コロナウイルス対策

病院清掃における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)対策
病院で清掃業務を担っている当社スタッフに向けて

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医療関連施設の清掃

当社では、「清掃技術」「危機管理」「ホスピタリティ」の3つを、医療関連施設清掃の3本柱に設定。
人の命を預かる医療現場においてこそ、清掃技術を駆使して、トップクラスの清掃をご提供いたします。

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2020.03.02|病院清掃スタッフへ向けて

病院清掃における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)対策

前回は、その時点で判明している情報をもとに、一般的な感染対策を中心にお伝えしました。今回は、特に病院で清掃業務を担っている皆さんに向けて、情報をお伝えしたいと思います。介護施設清掃のスタッフの方に参考になる箇所もありますので、どうかお読みください。
皆さんは、病院という、もっとも感染率が高く、かつ易感染者の多い場所で勤務しています。そして皆さんの使命は、その病院の衛生環境を安全に保つことです。現在、新型コロナウィルスについては判明していないことも多く、また接触感染のために、市中において100%の予防が不可能な状態です。このため私たちにできることは、100%予防可能な飛沫感染対策をきっちり行うこと。そして、接触感染対策を可能な限り徹底することです。これにより、感染する確率を少しでも下げることができるのです。
病院においては、私たちのわずかな気のゆるみが、患者様の命を左右してしまいかねません。自分自身はもちろんのこと、患者様や医療従事者の方々の安全を守るために、一つ一つの行動に注意し、適切な感染対策をお願いいたします。何か不安なことや相談があれば、本社のラウンド員に遠慮なく連絡をしてください。

病院清掃の指導

標準予防策として

前回のお知らせでもお伝えしたことですが、まずはスタンダードプリコーションを皆で必ず徹底しましょう。既にご存知のことと思いますが、ここで改めて、スタンダードプリコーションについておさらいします。
スタンダードプリコーションとは、適切な手指衛生と咳エチケットです。手指衛生とは、手洗いとアルコール消毒のこと。行うタイミングは少なくとも、出勤時、業務開始前、手袋を外した後、業務終了後、食事前、トイレ後です。

表 スタンダードプリコーションの確認

適切な手洗い ・爪は短く切り、装飾はしていない。
・腕時計、指輪は外している。
・石鹸をつける前に、手を流水でよく洗い流している。
・石鹸はよく泡立て、手の甲、手のひら、指の間、爪の間、手首まで、隈なく15秒以上かけてこすり洗いしている。
・石鹸は十分に洗い流し、ペーパータオルでしっかり拭き取っている。
適切な手指消毒 ・消費期限の切れていない、70~80%程度のアルコール製剤を使用している。
・アルコール製剤は、たっぷり1プッシュ分を使っている。
・アルコール製剤は、手の甲、手のひら、指の間、爪の間、手首まで、満遍なく15秒以上かけてすりこんでいる。
・消毒後は、きちんと乾かしている。
咳エチケット ・院内では、必ずマスクを着用している。
・何かの理由でマスクを外していたとしても、咳やくしゃみをするときには、必ずマスクを着用している。
・どうしてもマスクがなく、咳やくしゃみをするときには、ハンカチやティッシュなどで口元を覆っている。
・使用後のマスク、ティッシュは、感染ゴミとして処理している。
新型コロナウイルス対策|手指消毒とマスク

感染経路別予防策として

何度もお伝えしていることですが、新型コロナウィルスの感染経路は、接触感染と飛沫感染です。このうち、飛沫感染は100%予防することが可能です。咳やくしゃみをするときに口元を覆うことで、防げるのです。そもそも病院清掃においては、マスク着用は当たり前のことですが、マスクの品薄状態が依然として続いています。どうしてもマスクが不足した際には、①感染症病室の清掃作業を行う人、②花粉症などで咳・くしゃみの症状のある人が、優先的にマスクを着用してください。①②の人の分も確保できない場合、①②の人がマスクを着用しないことは、患者様にとって危険ですので、病院から支給してもらうか、②の人は清掃に従事しないなど、病院と相談する必要があります。

接触感染は、誰がウィルスをもっているかわからない状態では、100%予防することはできません。このため、自分自身の手指衛生を行うこと、高頻度接触面を消毒すること、この2点をきちんと行うことが大切です。これにより、少しでも感染リスクを下げることができます。洗剤を使用して、高頻度接触面を1日1回以上、清拭してください。
使用する洗剤は、70~80%程度の消毒用アルコールが望ましいですが、現場によっては、契約上、当社で用意していないことがあります。その場合には、現場リーダーと本社ラウンド員が、病院と相談しましょう。

表 高頻度接触面(一例)

病棟(病室内) ドアノブ、ベッド柵、床頭台、テーブル表面、ナースコール、電気などのスイッチ、トイレ
病棟(病室外) 手すり、ドアノブ、エレベーターのボタン、トイレ
病棟外 手すり、ドアノブ、エレベーターのボタン、トイレ、自動販売機、電気などのスイッチ、公衆電話
病院清掃の高頻度接触面

2020年3月2日現在、「至近距離での会話による感染」が完全には否定されていません。ただし、これが空気感染によるものなのか、飛沫感染によるものなのかは、わかっていません。もし飛沫感染によるものであれば、マスクを着用する必要はありません。人との距離を1m以上とるようにしましょう。万が一、空気感染によるものであれば、市販のマスクで予防することはできませんので、いずれにしろ市販のマスクは必要ではありません(今のところ、空気感染の可能性は否定的との見方が強いです)。
もう一度、この新型コロナウィルスの感染対策をリストアップしておきますので、再度確認し、徹底していきましょう。

表 新型コロナウィルス感染対策

自分自身を感染から予防するために ・毎朝、体温を測る。
・出勤時、業務終了後、帰宅時、調理前、食事前、トイレ後には、20秒以上かけて、石鹸で正しい手洗いをする。
・目、鼻、口を触らない。
・人混みを避ける。
・人と話すときは、1m以上離れる。
・具合の悪いときは、外出せず、自宅で休養する。
自分がもっているかもしれないウイルスを、人にうつさないために ・咳やくしゃみをするときは、マスク、ハンカチ、ティッシュなどで口元を覆う。使ったマスクなどは、他の人が触らないようにする。
・人と話すときは、1m以上離れる。
・具合の悪いときは外出せず、自宅で休養する。

表 具合が悪いときの対処

65歳未満の方
特に持病のない方
・出勤しない。なるべく外出もしない。
・同居者がいる場合や、やむを得ず外出する際は、マスクを着用する。
・栄養、睡眠、保温をしっかりとり、休養に努める。
・しっかり休養しても、37.5℃以上の発熱、強いだるさや息苦しさが4日以上続いたら、「帰国者・接触者相談センター」または最寄りの保健所 へ相談する(安易に医療機関へ行かないでください)。
65歳以上の方
糖尿病などの持病のある方は
しっかり休養しても、37.5℃以上の発熱、強いだるさや息苦しさが2日以上続く場合には、「帰国者・接触者相談センター」 または最寄りの保健所へ相談する(安易に医療機関へ行かないでください)。

新型コロナウイルス対策|禁止事項

感染患者様の病室清掃について

新型コロナウィルスに感染した患者様が入院した場合には、基本的には病院の指示に従いましょう。また、他の感染症病室と同じく、どの病室かをスタッフ全員が把握して、うっかり感染対策をせずに入室してしまうことのないようにしましょう。
入院中の病室の清掃を当社で行うのか、医療従事者で行うのかについては、原則としてはこれまでの契約通りです。しかし、まだ詳細の判明していない微生物であるため、特殊な扱いとなるかもしれませんので、ICTチームなど医療従事者の方に確認してください。
基本的には、MRSAと同じ接触感染対策、インフルエンザと同じ飛沫感染対策のうえでの清掃作業となります。従って、個人防護具(サージカルマスク、ディスポーザブル手袋、袖付きディスポーザブルガウンなど)が必要です。日本環境感染学会による対応ガイドを基に、必要な清掃資機材を挙げておきます。在庫を確認しておきましょう。当社で用意のない物については、病院から支給してもらう必要があります。ラウンド員とともに管理担当部署やICTチームと相談し、いざ患者様が入院されたときに慌てないですむよう、準備をお願いします。

表 新型肺炎患者病室の清掃に使用する資機材

個人防護具 サージカルマスク、ディスポーザブル手袋、袖付きディスポーザブルガウン、フェイスシールド、ディスポーザブル靴カバー(床にもウィルスが存在します)
消毒剤 70~80%程度の消毒用アルコールまたは0.1%次亜塩素酸ナトリウム(ない場合には、ルビスタ、HDQニュートラル、オキシヴィルファイブ、中性洗剤で代用)
清掃用具 病室専用モップ、病室専用ダスタークロスまたはショードック(70~80%程度のアルコール含有クロス)、洗面用スポンジ(病室専用)
その他 感染ゴミ用ビニール袋
新型コロナウイルス対策|洗剤

言うまでもなく重要なのは、室内に間違いなく存在するウィルスを、室外へ持ち出さないことです(感染の拡散防止)。このため、個人防護具の正しい着脱が必要不可欠で、できるだけすべての資機材をディスポーザブル用品とするのが望ましいです。消毒剤やモップ柄など、ディスポ化できない物は病室専用とし、できるだけ室内に置かせてもらうようにしてください。どうしても置けない場合には、シールを貼るなどして病室専用であることを明記しておき、使用後は消毒剤で消毒のうえ、室外へ持ち出しましょう。感染病室で使用する物品は、まとめておき、他の清掃資機材と保管場所を分けておきましょう。
清掃作業後は、個人防護具を正しく外し、手指衛生をしっかり行うことも忘れないでください。感染ゴミは素手で触らず、手袋をつけた状態で処理しましょう。病室内に感染ゴミ用のメディカルペールが置いていない場合には、その場で捨てることができないため、個人防護具を外して手指衛生した後、再び手袋をつけて処理する必要があります(処理後、手袋を外したら、再び手指衛生が必要です)。

病院清掃

使用する消毒剤について

厚生労働省によれば、新型コロナウィルスの除菌方法について、今のところ効果が明らかになっている消毒剤は、消毒用アルコール(70%)と、次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)の2つだけです。清拭の際には、基本的にはこのどちらかを使ってください。ただし、次亜塩素酸ナトリウムは、多くの素材を腐食させる恐れがありますので、アルコール製剤の使用が望ましいです。
アルコール濃度に関しては、CDC(アメリカ疾病管理予防センター)のWebサイトでは「少なくとも60%以上」と明記されていますが、厚生労働省では70%を推奨しています。日本国内においては、ほとんどの消毒用アルコールは70~80%程度のはずです。濃度が高すぎるとかえって消毒効果が低下する恐れもあります。おおむね70~80%程度のものを使用するようにしてください。
このウィルスはエンベロープ・ウィルスなので、インフルエンザウィルスと同じように、界面活性剤(石鹸や中性洗剤)でも、エンベロープが壊れて死ぬのではないかという推測がなされていました。SARSコロナウィルスが取り沙汰されたときにも、そのような推測がありました。SARSのときには当初、その感染力や重症化の高さから、念のために次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が推奨され、その後、中性洗剤でも消毒可能だと公表された、という経緯があります。このたび、WHOやアメリカCDCホームページにて、石鹸や家庭用洗剤でも消毒できるとの記載がなされました。易感染者の多い病院では確実な消毒が必要なため、まずはアルコールか次亜塩素酸ナトリウムによる消毒を選択してください。欠品などで、どうしてもこれらを使用できないときには、ルビスタ、オキシヴィルファイブ、HDQニュートラル、中性洗剤を使用して構いませんが、病院への報告・相談を忘れないでください。

新型コロナウィルス情報サイト


総合ビルメンテナンス事業の概要

清掃管理 建物の機能とグレードを保つには、毎日の清掃をはじめ、日常清掃ではカバーできない定期的な専門清掃が重要。熟練したスタッフによるプロの作業技術で、訪れる人やそこで暮らす人々に、安全で快適な建物環境を提供します。
●清掃(日常、定期、特掃、巡回)
●特別清掃(窓ガラス、外壁洗浄、大理石研磨等)
●塵芥処理
●グリストラップ清掃
警備・保安サービス いつ起こるか分からない事故や犯罪などのトラブルを未然に防ぐために、効率的な防災・防火・防犯管理業務を行い、緊急時に迅速に対応できる体制を確立します。専門教育と訓練を受けた警備員が、建物イメージを損わないマナーを大切にしつつ、皆様の安全確保に努めます。
●常駐警備
●巡回警備
●駐車場警備
環境・衛生管理 衛生的・健康的な建物環境を保持するには、空調や給排水システムの厳格なチェック体制が欠かせません。建築基準法やビル管理法など関連法令に基づき、室内空気環境測定や水質測定を適切に実施し、改善策の提案を行っています。
●室内空気環境測定/空調設備運転・保守
●水質測定/水槽類・排水管洗浄
●ねずみ・害虫類の防除
設備点検・管理 建物内部の電気設備や防災設備を保守点検し、安全で効率的なメンテナンス作業を行うと共に、万が一のトラブルの際には迅速に修理・対応いたします。築年数の経過したビルから最新式の建物まで、あらゆる設備に対応するエンジニアが業務に当たります。
●設備の保守・日常点検
●設備の法定点検
●各種修繕工事
造園・植栽管理 都市の緑化対策が推し進められる近年、ビル・マンションの緑地もますます重要視されています。緑の特性や環境に配慮した植栽管理技術を駆使して、お客様のニーズに沿った快適なリラクゼーションスペースを提供します。
●定期剪定
●雑草の除去、消毒作業
●緑地改修の提案
その他 リフォーム工事、大規模修繕工事、退去立会代行・原状回復工事、不動産売買仲介、資産活用のご相談等

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2019.06.30|代表ごあいさつ

当社来期(第19期)に向けての抱負
代表取締役 馬場 弘行

2018.03.31|プラチナブロック販売

除菌・消臭スプレー「プラチナブロック」の詳細は、こちらの商品紹介ページをご覧ください。

2020.03.31|採用情報

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